CASE STUDY

事例紹介

2020.11.27

第一回プロジェクト推進フォーラムミーティング

(注:所属、役職はイベント取材当時のものです。)

第一回プロジェクト推進フォーラムミーティング会場

2020年11月27日、福岡県北九州市にある九州ヒューマンメディア創造センターにて「紙の循環から始める地域共創プロジェクト」通称「KAMIKURU」プロジェクトの第一回キックオフミーティングが開催されました。ミーティングでは、主要参加企業・団体のみなさまが初めて一堂に介しプロジェクトが目指すゴールを再確認するとともに、それぞれの意気込みを語っていただきました。

東田地区からSDGsのイノベーションを発信したい

プロジェクト推進フォーラム代表、八幡東田まちづくり連絡会会長 網岡氏

「東田(北九州市にある町名)は大規模複合集客施設、また北九州市新科学館の設立も控えており、新しい街に生まれ変わりつつあります。今回のプロジェクトは、日本産業革命発祥の地である東田から、イノベーションでSDGs達成の実現を目指す先駆的な取り組みの一環として大いに期待しております。

多方面にわたる各種セクターの方々と、それぞれの知見や得意なことを生かして協業するプロジェクトということで、持続可能な社会を目標とするSDGsにまさに合致した取り組みと言えます。楽しみながら、当プロジェクトを進めて行きたいと思います。」

持続可能な社会への実証活動を北九州で

エプソン販売株式会社 販売推進本部本部長 中野氏

「「環境ビジョン2050」を掲げるエプソンは、様々なオープンイノベーションを推進しております。民間企業、自治体、学校、障がい者雇用施設といった多種多様な北九州の地元団体による、紙の地域循環システムを通じた持続可能な社会への実証活動は大変意義ある取り組みです。みなさまのご協力をいただきながらこの新しいプロジェクトをさらに盛り上げていきたいと思っております。」

互いが認め合い、こころ穏やかに安心して暮らせる社会を目指す

NPO法人「わくわーく」  理事長 小橋氏

「当法人の事業のひとつである障がい福祉サービス事業所「BOCCHI(ボッチ)」では、PaperLabでの古紙回収・仕分け業務と、名刺、パッケージ、ノベルティなどのアップサイクル品の製作・供給を請け負うことになりました。

今回のプロジェクトによって、障がいのある方たちが環境保全推進活動に参加できる意義はもちろん、働くことを通して自信や収入を得ること、新たな人との関わりによって社会とのつながりが深くなること、などの効果を期待しています。

当法人のビジョンである「互いが認め合い、こころ穏やかに安心して暮らせる社会へ」を体現するプロジェクトとして、活動を続けていきたいと思います。」

紙の地産地消に貢献しながら、SDGsの実現を地域社会で学ぶ

福岡教育大学附属 小倉中学校 生徒会のみなさん

「先進的研究校、地域のモデル校でもある小倉中学校は、新たに文部科学省委託事業の研究指定を受け、カリキュラム・マネジメント学習の開発を担うこととなりました。教科、教室を越えた学びにより、社会のリアルな問題に取り組みながら積極的に社会へ参画していく、そんな子どもたちを育てる試みに取り組んでいます。」

担当教諭のご説明の後、小倉中学校の生徒6名の生徒により、プロジェクトの意義とPaperLabの説明が行われました。また、小倉中学校ではPaperLabで再生された再生紙を配布資料に使うなどの取り組みが進められています。

PaperLabによる紙循環システムが社会へもたらす効果の定量的な評価を

北九州市立大学 国際環境工学部 環境生命工学教授 松本氏

「PaperLabによる紙循環システムは、環境、経済、社会への効果の波及が考えられます。中でも環境保全意識の醸成、雇用機会の創出、自治体・学校・企業ネットワーク構築による地域活性化といった主に社会への効果を、SROI(社会的投資収益率)という指標を使って評価する予定です。利害関係者(ステークホルダー)を明らかにし、それぞれの資源(インプット)と成果(アウトカム)を明確にすることで、施策の効果を定量的に算出し、プロジェクトの効果や社会的インパクト評価を誰もがわかりやすい形で表現していこうと考えています。」

新たな地域課題解決モデルとして北九州市から全国へ発信

北九州市 企画調整局SDGs推進室 次長 上田氏

「当市には産官学民の交流、連携を進めていくための北九州SDGsクラブという団体があり、その中で市民の方々によるプロジェクト立ち上げを推進しております。今回のプロジェクトは古紙の回収・再生だけでなく、アップサイクル品の製造・販売、障がいのある方への雇用創出と職域拡大、また有料サービス化による新たなビジネスモデルの創出など、環境・経済・社会という3つの側面でのゴールの達成に向けた取り組みということで、ひとつのモデルプロジェクトとして位置づけております。関わる方たちの強みを生かしてプロジェクトが良い形で進んでいくこと、そして新たな地域課題解決モデルとして北九州市から全国に発信していくプロジェクトとなることを願っております。」

INFORMATION

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「KAMIKURU」事務局
(紙の循環から始める地域共創プロジェクト事務局)

取材をご希望の方(報道関係)

エプソン販売株式会社

電話:03-5919-5211(代表)